秋の京都御所 蹴鞠


先日(11/1)、京都御所での秋の一般公開(10/30~11/3)に行ってきました。
御所の紅葉は少しだけ色づき始めていました。

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この日は、春興殿(しゅんこうでん)前の広場で蹴鞠保存会による蹴鞠が催されていました。
蹴鞠は約1400年前に中国から仏教などと共に伝わってきたそうです。

枝鞠という鞠を枝につけて祈念した後、鞠庭で解き鞠の儀式をしてから蹴鞠を始めます。
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蹴鞠を蹴るところは鞠庭といわれ、約15メートル四方で、その四隅には式木が植えられています。
鞠を鞠庭の中央へ運びます。
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鞠を蹴る人を鞠足といい、8人で中央の鞠を囲んで一礼します。
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いよいよ蹴鞠の始まりです。
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鞠は地上に落ちる寸前に足の甲にあて蹴り上げます。
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約15分間鞠を蹴り続けますが、蹴る人の順番もあるとのことです。
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いかにして蹴りやすい鞠を相手に渡すかが重要なので、なかなか難しそうです。
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鞠を蹴るときには、腰や膝を曲げないようにし、足の高さも足裏の見えない程度にあげて、
全て趣があるようにしなければならないそうです。
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蹴った高さは4mぐらいが適当で、「アリ・ヤウ・オウ」などの声をかけながら蹴っていました。
鞠の三柱の御神名が「夏安林=アリ」「「春陽花=ヤウ」「桃園=オウ」で、鞠庭の隅の式木に
この神々が御宿りになるので、その御名を称えながら蹴るそうです。
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このかたはちょっと足をあげすぎのようですね。
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鞠の弾力がなさそうなので予想以上に難しそうです。
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最後も中央に鞠を置いて一礼します。
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蹴鞠は鹿革でできた鞠を落とさずに蹴り渡す球戯で、一定の作法のもとで行われ、
とても優雅で趣きのある日本伝統の球戯なので、これからも絶やさず伝承してほしいものです。
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by isshiyu143 | 2015-11-08 22:10 | 京都
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