祇園祭 山鉾巡行(4)


祇園祭 山鉾巡行(3)の続きになります。
黒主山に続いて来たのが、後祭の「くじ取らず」6番目の曳き山として巡行する南観音山。


屋根の柱まわりを飾る織物の天水引は、鳳凰や麒麟などが刺繍された「四神の図」。
胴体の上部を巻くようにして飾る下水引は、 画家加山又造の原画による「飛天奏楽図」。
前懸や胴懸は
海外から輸入したペルシャ絨毯などを掛けています。

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交差点の中央で辻回しの準備をします。
青竹に車輪を載せて、軸に綱を巻き、車輪にも水を掛けていました。
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「エ-ンヤ-ラ-ヤ-」の掛け声とともに車輪を押し、前方で綱を引きます。だいぶんまわりました。
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下側にも潜り込んで、青竹を敷き直して水を掛けます。
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再度、掛け声とともに綱を引っ張り、方向転換をします。3回目で90度まわり切りました。
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見送は、 これも加山又造の下絵による「龍王渡海図」。
龍王の眼には人工宝石が埋め込まれた豪華なものでした。
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山の右後から柳の大枝を差し出しています。
巡行を終えた後、この柳を持ち帰って玄関に飾っておくと無病息災のお守りになるとのことです。
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最後に来たのが、平成26年から150年ぶりに復帰した大船鉾。
前祭に登場する船鉾は、ご神体でもある神功皇后が戦のために港から船出するシーンを表しているため「出陣の船鉾」と呼ばれ、
後祭に登場する大船鉾は神功皇后が戦から帰ってきたシーンを表し「凱旋の船鉾」と呼ばれています。
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今年から復元された鉾の船首を飾る木彫の巨大な龍頭(りゅうとう)。
高さ約2mで重さ約220kgもあるそうです。
前懸、後懸け、水引などの懸装品も見応えはありますが、この大きな龍頭も見事で迫力がありました。
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交差点中央で青竹に車輪を載せて、綱を軸にしっかり巻きます。
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辻回しが始まります。
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「エ-ンヤ-ラ-ヤ-」の掛け声とともに綱を引っ張ります。
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全長7.5m、高さ6.4mで重さが約12トンもある大きな鉾。かなり大変そうでした。
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少し時間がかかりましたが、やっと90度まわりきりました。
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これで後祭10基の山鉾巡行が、無事おわりました。
今回初めて辻回しを見ましたが、場所取りや待ち時間で少し苦労しましたが、
山鉾がまわる時の迫力や観光客の歓声など、とても楽しむことが出来ました。
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後祭では、山鉾巡行とともに「花傘巡行」が行われ、このあとも引き続き「花傘巡行」を見物しました。






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by isshiyu143 | 2016-08-07 19:21 | 京都 | Comments(0)
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