隠れキリシタンの里 天草の崎津


九州旅行では、熊本県の天草諸島にある津崎へ行きました。
ここは、江戸時代前期の島原・天草の乱で全滅したと思われていたキリシタンが江戸時代後期に
多数発見された「隠れキリシタンの里」。
人口の約70%がキリシタンだった崎津集落は、禁教期にも信仰が密かに続いていた小さな漁村です。

この静かな漁村にたたずむ崎津天主堂。
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教会のすぐ近くにある駐車場に車を停めて、教会へ向かいました。
漁村の小路を少し進むと教会が見えてきます。
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1569年(永禄12年)、ルイス・デ・アルメイダ神父によってキリスト教の布教が行われたこの地では、
1638年(寛永15年)の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも240年間にわたり「潜伏キリシタン」として
信仰が守られてきたそうです。
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現在も崎津の約400名のキリシタン信者が毎日この教会でお祈りをしているそうです。
確か、昔は教会の中も撮影できたんですが、今は撮影禁止になっていました。
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外観は重厚なゴシック様式で、堂内は国内でも数少ない畳敷きになっています。
建てられた土地は、弾圧の象徴である踏絵が行われた吉田庄屋役宅跡が選ばれ、その踏絵が行われた場所に、
現在の祭壇が配置されているそうです。
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「日本の渚百選」「日本のかおり風景100選」「国の重要文化的景観」などに選ばれ、
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として「天草の崎津集落」も世界文化遺産の推薦候補に選定されたそうです。
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今回は数十年ぶりに、もう一度この風景を見てみたいと思い訪れました。
当時から、ほとんど変わることもなく、他では見ることのできないこの風景は期待通りで、
とても懐かしく、いい思い出になりました。






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by isshiyu143 | 2017-05-20 10:47 | 熊本
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